台湾へのワーキング・ホリデー査証に関するQ&A
【総合】
Q:ワーキング・ホリデーとはどういう制度ですか。
A:ワーキング・ホリデーとは、二国間の取り決めに基づき、各々の国が相手国の青少年に対して他方の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互認める制度です。
Q:ワーキング・ホリデー査証とワーキング査証とは違いますか。
A:ワーキング査証は就労を目的とした査証で、ワーキング・ホリデー査証は見学旅行を目的とした査証です。それぞれの発給要件、対象も違います。
Q:日本人でワーキング・ホリデー査証を申請するには回数が制限されますか。
A:以前にワーキング・ホリデー査証で台湾に入国した経験のある方は二度と申請できません。つまり申請は以前に本制度を利用したことのない方に限ります。
【発給対象】
Q:日本人でワーキング・ホリデー査証を申請するには年齢制限がありますか。
A:申請時の年齢が満18才以上、30才以下の方に限ります。例えば2009年6月1日に申請するとして、1978年6月2日から1991年6月1日までの間に生まれた方々がその対象となります。
Q:私は三ヶ月後に31才になりますがまだ申請できますか。もし査証が発給されたら、年齢の関係で台湾での滞在期間が短縮されますか。
A:まだ31才になっていないので、申請はできます。許可されたら台湾での滞在期間は正常通りになります。
Q:海外に住んでいる日本人は申請できますか。
A:発給要件として申請時日本国内に住んでいなければならないので、海外の日本国民は申請できません。
Q:私は留学ビザで現在台湾に来ています。卒業は二ヶ月後ですが、現地でワーキング・ホリデー査証に切り替えできますか。
A:日本国内在住が申請条件ということで、卒業してまず日本に帰国してから申請してください。
Q:私は結婚していますが申請できますか。
A:申請はできますが、被扶養者を同伴することはできません。ただし被扶養者に査証が発給されている場合は除きます。
【申請手続き】
Q:ワーキング・ホリデー査証は何時から何処で申請しますか。
A:平成21(2009)年6月1日から当代表処のほかに駐日代表処、横浜弁事処、大阪弁事処、那覇弁事処と札幌弁事処は申請を受付します。*必ず申請する弁事処に確認してください*
Q:申請する際に本人の出頭が必要ですか。
A:本人出頭して申請する外、日台観光促進協会の会員である旅行代理店による代理申請もできます。ただしそれ以外の郵送、FAX、ウエブサイド及び他人による代理申請は受付しません。
Q:申請する際に面接を要求されますか。また日本語しか分からないので、それを理由に申請拒否されますか。
A:審査官が必要と判断すれば、面接を行います。原則として言葉の理由で申請を拒否することはありません。
Q:査証申請を提出して発給されるまで、どれぐらい時間掛かりますか。
A:正常は申請して5営業日発給されますが、事情によって遅かったりすることもあります。
Q:申請者は定員数より多ければ、決め方はどうなりますか。
A:年間2000名の定員ですが、申請者がそれをオーバーした場合の具体的な決め方は検討中です。
【台湾での滞在生活】
Q :「ワーキング・ホリデー」査証で台湾入国した外国人の雇用主は労動部に労働許可を申請する必要がありますか。
A:「外国人雇用許可及び管理法」第4条の規定により、「ワーキング・ホリデー」査証は労働許可として認められますので、その査証で入国した外国人の雇用主は労動部に労働許可を再申請する必要がありません。
Q:ワーキング・ホリデー査証で台湾に行きたいのですが、現地では青少年のための特典措置がありますか。
A:台湾の教育部青年発展署は青少年のために旅行専用ホームページを開いています。そこから台湾留学あるいは観光に関するいろんな情報をキャッチすることができます。中でも青少年旅行カードの無料申請(500種目以上の旅行優遇を受けられる)、携帯電話の無料貸し出し、 青年旅館(一泊500台湾ドル)、Tour Buddy(利用無料)、TR Pass(鉄道旅行割引券)等の情報を満載しています。詳しくはhttp://youthtravel.twまで。
Q :ワーキング・ホリデー査証で台湾に入国し、滞在期限180日の満了後の更新手続は可能ですか。
A:ワーキング・ホリデー査証の滞在期限は180日ですが、個人の都合で滞在を延長しようとする場合、滞在期限が切れる15日前から、旅券を持って、居住地の移民署サービスステーションにおいて無料で更新手続きができます。申請するには申請用紙のほか、定住所が要求されます。更新が許可されると旅券の残存期間を限度に最大180日の在留が与えられます。
Q :ワーキング・ホリデー査証で台湾に入国したら台湾政府からアルバイトとかを紹介してもらえますか。
A:いいえ、これはあくまでも個人の海外見学旅行ですから、政府は紹介または推薦する立場にありません。
Q :台湾に着いてから住む場所は制限されますか。
A:いいえ、特別に制限されません。ただし個人安全を大事にすること。
Q :台湾での就労について注意しなければならないことがありますか。
A:基本的には職種や仕事の内容について制限はありません。ただし風俗関係にかかわる就労は認められません。