【総合】
Q：ワーキング・ホリデー（以下WH）とはどういう制度ですか。
A：ワーキング・ホリデーとは、二国間の取り決めに基づき、各々の国が相手国の青少年に対して 他方の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国において一定期間の休 暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互認める制度です。
Q：WHビザと就労ビザとは違いますか。
A：就労ビザは就労を目的とした査証で、WHビザは旅行や社会見学を目的としたビザです。それぞれの発給要件、対象も異なります。
Q：日本人でWHビザの申請には回数制限がありますか。
A：申請は１回のみです。以前WHビザで台湾に入国した経験のある方は申請する事が出来ません。
【発給対象】
Q：WHビザの申請に年齢制限はありますか。
A：申請時において、満１８歳以上満３０歳以下（満３１歳不可）であることが条件です。
Q：私は来月に 31 才になりますが申請できますか。また年齢により台湾での滞在期間に影響はありますか。
A：申請時において満30才以下に該当する場合、申請は可能です。許可された場合、台湾での滞在期間は通常通り180日間になります。
Q：海外に住んでいる日本人は申請できますか。
A：発給条件として、申請時に日本国内に在住の方に限ります、海外在住の日本人は申請することができません。
Q：私は留学ビザで現在台湾に来ています。来月卒業しますが、現地でWHビザに切り替えることは出来ますか。
A：日本国内に居住していることが申請条件です。卒業後、一度日本に帰国してから申請してください。
Q：私は結婚していますが申請できますか。
A：申請はできますが、配偶者を「呼び寄せる」ことはできません。配偶者が自らWHビザや就労ビザなどを別途申請する事は出来ます。
【申請手続き】
Q：WHビザは何処で申請できますか。
A：管轄内の中華民國駐日代表処及び各弁事処において申請を受付します。管轄外の都道府県にお住いの方は受付できません。
Q：申請時は本人が窓口に行く必要がありますか。
A：本人が申請にいらっしゃる必要があります。郵送・FAX・ウエブサイト及び他人による代理申請は受付しません。
Q：申請する際に面接を要求されますか。日本語しか分からないので、それを理由に申請拒否 されますか。
A：審査官が必要と判断すれば、面接を行います。原則として言葉の理由で申請を拒否することは ありません。
Q：査証申請を提出して発給されるまで、どれぐらい時間掛かりますか。
A：問題がなければ１週間程度で発給されますが、審査状況によりさらに日数を必要とする場合もあります。
【台湾での滞在生活】
Q ：ワーキング・ホリデー（以下WH）ビザで台湾入国した外国人の雇用主は行政院労工委員会に労働許可 を申請する必要がありますか。
A：「外国人雇用許可及び管理法」第 4 条の規定により、WHビザは労働を認められているので、入国した外国人の雇用主は労工委員会に労働許可を再申 請する必要はありません。
Q ：WHビザで台湾に入国し、滞在期限 180 日の満了後の更新手続は可能ですか。
A：WHビザの滞在期限は 180 日ですが、滞在を延長する 場合、滞在期限終了の15 日前から、居住地の移民署サービスステーションにて更新手続きができます。問題がなければ、 最大 180 日の停留を許可されますが、パスポートの残存期限などにより日数に変更があります。
Q ：WHビザで台湾に入国したら台湾政府からアルバイトなどの紹介がありますか。
A：ありません。
Q ：WHビザで認められる仕事の制限はありますか。
A：基本的には職種や仕事の内容について制限はありません。ただし風俗関係にかかわる就労は認 められません。
